インターネット時代を2000年からだとすると、およそ15年以上の月日がたっているのですが、マンガ好きでマンガで育った私も紙からどのように表現方法がシフトするかを色々考えてます。下記に2016年と2000年の比較をしつつ、少し整理してみました。

01: 【媒体】2000年は、紙メディアは、まだ健在で、雑誌など書店もまだ多く、マンガ家も印税などを期待できた。コミケの100万人以上の動員がありました。参加者も30代が多かった印象があります。2015年ではそれが半減し、40代以上の女性のマーケットになった印象です。書店も淘汰され雑誌や単行本だけでは、食べていけなくなりました。だからと言ってインターネットに単純に流通させればいいというわけではなさそうです。

02: 【需要と供給】兎にも角にも専業マンガ家では、食べていけないので、コミケでエロ本を売る人が極端に増えました。メカなどに萌えていた男性は、しかたなく?女の子ばかりを描くことになります。マンガの供給過多に反比例して、深夜枠などが増えてアニメが年間200タイトル以上になる異常事態となりました。

03: 【デジタル派と非デジタル派】2000年頃からデジタル派は、ホームページなどで公表し、セルフプロデュース的な活動をするマンガ家もポツリポツリと出てきます。非デジタル派の人でも自分のホームページくらいは、持ってたりしますが、原稿は、相変わらず、紙での納品で、それは今でも行われています。出版不況という言葉が業界にひろがりだし、このままでいいの?とさすがに非デジタル派のマンガ家も2010年前後から思い始めてたと思います。

04: 【配信黒船】アマゾンなど、店舗を持たずに商品やコンテンツをサービスする米国初の流通が日本を食い物にします😃 店舗の減少に拍車がかかり、紀伊国屋など大手書店も生き残りをかけて、ネット販売を開始しますが、アマゾンの消費税などタックスヘイブン的な財務テクニックを駆使したやり方で送料無料にしたサービスに勝てません。表現手法も端末に合わせた配信で行うとマンガなどの紙に最適化されたものでは、クオリティが下がります。

05:【マンガメディアの淘汰】多分、マンガのメディアは、2000年頃までが恐らくピークだったのではないか?と思います。今後しばらくは、今までの二次元的で、マスメディア的な表現から、ある種の複合表現志向となり、コミュニティ発想メディアが多数生まれる混沌とした状況になると予想しています。あえて断言するならば、価値観のシェアを前提としたサービスが台頭し、新発展すると考えてます。例えば、三次元的でTPO に左右されないメディアとか?w この前フリだけでピンときたあなたはすごい!✨

現在、マンガ学会の会場でこれを書いております😃